最後の始まり

ずっとあげようと思ってあげられなかったもの
去年12月にあげようとしてた。


2021年9月12日
都内でのバレーボール大会からの帰り道
帰路が分かれ一人になったタイミングでLINEを開いた
vivid undress公式LINEが一番上にいた
ピンを刺してるからいつもそうなんだけど
この日だけは違った
そこに表示される【大事なお知らせ】という文字
そのあと、最寄駅までただ電車に揺られてた

最寄駅に着いたのは夜9時ごろ
その日の9時にびびあんは動画をあげた


いつも通りの5人が映ってた
違うのは話の内容だけ
1人で、街灯もなく真っ暗なベンチに座って見ていたが感情が溢れた
でも、自分の中に残ったのは感謝だけだった

びびあんが結成してからの約8年
自分が追い始めてからの約6年半
びびあんが終わってしまいそうな瞬間は何度もあったし、あっただろうと思う
それでもここまで続けてくれた
そのことに感謝だった

解散ではなく活動終了
活動休止でもなく活動終了
これがvivid undressの答えなのだろう

ゆーやさんはまたぶりかえすと言っていた
きいらさんがあまりそう言わないのは少し気になるけど
とにかく、今からびびあんの最後が始まる
最後の最後まで追い続ける
後悔はしない





9月12日に書こうと思ってから
2ヶ月半が経った
この間で
びびあんはいろんなバンドと最後の対バンをした
びびあんはたくさんの最後を終えてきた

そして昨日、最後のライブが終わった

自分自身としても
大学院の講義や課題、研究室の活動、就活があったが
遠征を含めた10公演に行った
いろんなことがあった

それでもなお
感謝の気持ちが消えることはなく
増えてく一方だった

ありがとうございました
vivid undressを追いかけた日々は
自分の青春でした。
また、どこかで!